辛い思い出も多い看護師

看護師を目指して資格を取りいざ働いてみると、楽しいことだけではなくて辛くて苦しい出来事もたくさんあるのではないでしょうか。働き始めた時はまだ仕事に慣れず、ミスをしてしまったりして落ち込んだりもしますよね。思い通りに動けない自分が嫌になって仕事中に泣いてしまいそうになったり、仕事終わりに同期達と一緒に語り合ったという思い出がある方も多いでしょう。気分が落ち込んだままだとさらにミスが続き、仕事をやめようと本気で考えた経験がある方もいるかもしれませんね。

職場に馴染めず人間関係で苦しい思いをすることもあるでしょう。気軽に話せる同僚がいなかったり、先輩や上司と看護観が合わずに自分らしく働くことができない環境だったりすると嫌になりますよね。また、患者さんの命に関わる仕事ということもあり、緊急事態などが起きれば職場に緊張感が漂ったり、先輩や医師から鋭い言葉をかけられる場合も考えられます。そんな時、その重圧に耐えきれなくなったり、悔しい思いをしたりすることもあるかもしれません。

入院病棟で勤務をしている場合などは、ずっと看護してきた患者さんの最期を看取る時もあります。色々な感情が出てくるなかでも、冷静になって的確に仕事をおこなっていかなければいけない状況が辛くなるのではないでしょうか。また、患者さんに寄り添った看護をしていくなかで、関わり方に悩んだりすることもありますよね。他にも、働き方が自分に合っていなくて辛くなってしまったりもするかもしれませんが、経験を積むことで得られることも多くあります。気を取り直し、前向きに働くことが何より大切かもしれませんね。